その「発信」は誰に届けるもの? 知っておきたい広報の3つのカタチ
コラム
「広報を始めたいけれど、何から手をつければいいのかわからない」
そんなご相談をいただきます。
SNSを動かすことだけが広報ではありません。事業を一本の太い軸で支えるためには、広報を「誰に向けたものか」で整理すると、今やるべきことが見えてきます。
1. 会社の外へ届ける「外部広報」
一般的にイメージされる、商品やサービスの魅力を社外に伝える広報です。
目的: 認知拡大、ファンづくり、新規顧客の獲得。
手段: SNS運用、WEBサイト、プレスリリース、パンフレット制作など。
単に「目立つ」ことだけを追うのではなく、事業の背景や経営者の価値観と一貫性があるかどうかが、10年続くブランドになるための分かれ道です。
2. 組織の内側を整える「内部広報」
実は、中小企業やスタートアップにおいて非常に重要なのが、社員やパートナーに向けた広報です。
目的: 理念(MVV)の浸透、離職率の低下、チームの士気向上。
手段: 社内報、定例ミーティング、ビジョンの言語化・共有。
「自分たちは何のためにこの仕事をしているのか」という軸(インナーブランディング)が揃っている組織は、一人ひとりが当事者として動けるようになります。 強い外向きの発信は、常にこの強い内側から生まれます。
3. 未来の仲間に向ける「採用広報」
「一緒に働きたい」と思ってもらうための広報です。
目的: 価値観の合う人材とのマッチング、採用コストの削減。
手段: 求人記事、インタビュー動画、スタッフの日常発信。
スペックや条件だけを並べるのではなく、「この指とまれ」と言えるような事業の面白さや、職場の温度感を正しく伝えることが大切です。